義父のリフォーム完成
お片づけのトータルサポート
おかだやの日常へようこそ!
以前義父の和室をリフォームする話を
ちょこっと書いたことがあります。
それがいよいよ完成したのでご紹介です。
今回のリフォームの内容は
和室の畳をフローリングに
壁紙を洋室のものに張り替え
押入れをクローゼットに
の3つです。
義父も今月めでたく85歳となり、もっと
生活しやすい空間にする必要が出てきまし
た。
幸い体は元気で、一般的な85歳に比べれ
ば驚くほど元気です。いまだに高いはしご
に登り庭の植木の剪定作業をしたり、1日
に最低でも5,000歩は歩きますので、私なん
かより全然元気です。
それでも認知機能の方はやはり85歳だな
と感じることはしばしばあります。
例えば何かを「選択する」場合ですが、
タンスにはたくさんの洋服が入っています
が、ものを選ぶということが面倒なのか同
じ洋服数枚をローテーションで着ています。
先日などはもうとっくに秋だというのに、
夏にあまり出番のなかったズボンをなぜか
今思い立って履いました。
このようなことがありますので、そもそも
の洋服の収納方法について見直す必要がで
てきました。
義父の部屋は押入れのついて和室です。
押入れは奥行きが深く、真ん中に棚もある
ので入れるものも限られます。
まずはこの棚を全て取り除いて、フラットな状
態にしました。そしてポールをつけてハンガー
収納にすることに。たたむ手間も省け、洋服も
一目瞭然です。お洗濯の際に、ハンガーにかけ
て干したものを乾いたらそのまま収納してしま
います。
そもそも義父はいまだにちゃんと自分でお洗濯
しますが、畳む作業はそれほど苦ではなさそ
うです。でも畳んで何枚も重ねてしまったら
下の方から探してまでも着ることはありませ
ん。
結果、いつも同じもののヘビーローテーション
になってしまいます。
なるべくタンスにしまわずに、ハンガーにかけ
る収納にすることで、何があるか一目瞭然です
し、取り出しやすさも抜群に楽になります。
下着や靴下などの細々した物や、夏物は
収納ケースに収めました。
夏掛けなどのお布団類も洋服の下の空い
たスペース納め、収納ケースは見えるよ
うに透明のお布団ケースにしました。
ついでにお掃除用のほうきやクイックル
ワイパーも納めて完了です。
ちなみに、クローゼットのドアはあえて
取り付けない代わりにロールスクリーン
を取り付けました。クローゼットによく
ある折れ戸は収納ケースなどの引き出し
を引き出す際に邪魔になったりします。
高齢者が使うにはことごとくシンプルに
するのが一番です。
義父もかなり気にっている様子で、元
もと綺麗好きですが、しっかりと整理
整頓を保てているようです。
高齢者と暮らすというのは、見た目の
素敵さ以上にシンプルに出し入れでき
て、身体に負担がないようにするかが
大事です。
家族が必要以上にサポートしてしまう
のは、認知機能も身体機能も衰える原
因にもなりますので、できるだけ自分
でできることはしてもらうように、そ
のための楽な仕組みを考えてあげるの
が家族の役割だと思っています。
これからどんどん歳をとるわけですが、
日々改善しながら、生活のしやすさを
追求していこうと思っている今日この頃
です。
今日も素敵な1日でありますように!
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